お知らせ

令和6年度 第6回奈良市国際交流出前講座を開催しました

■開催日:1212

■開催場所:都跡中学校

■参加者:1年生2クラス 80

奈良大学のアリウンボルド・アヌージンさんがモンゴルについて、1年生の生徒80人に、英語で紹介してくれました。

モンゴルは北のロシアと南の中国にサンドイッチのように挟まれています。国土は広大で、日本の4倍の面積だそうです。大陸性気候で雨が少なく、空気は乾燥しています。そのため気温差が大きく、夏の最高気温は40度くらいまで上がり、冬の最低気温はマイナス30度くらいまで下がるそうです。

モンゴルと言えば、家畜と共に草原を移動しながら生活する遊牧民が住む移動式の住居ゲルが有名ですが、アヌージンさんもゲルについて詳しく説明してくれました。ゲルは2時間くらいで組み立も解体もできてしまうのだそうです。解体したゲルの部材の分量は、2頭のラクダに載せられるほどで、その身軽さにみんな驚きました。遮るものが何もない草原に建てられるゲルが丸い形をしているのは、風の抵抗を避けるための知恵だそうで、丸い形をしているから、どんなに強い風が吹いても倒れないそうです。「想像してみてください。一面に草原が広がり、ビルもマンションも建物が何もないのがモンゴルの景色です」アヌージンさんの言葉に生徒の皆さんの想像がふくらみました。

中学1年生が聞き取れるやさしい英語でモンゴルの文化を紹介してくれたアヌージンさん、熱心に講義を聞いてくれた都跡中学校の皆さん、ありがとうございました。

アヌージンさんのモンゴル講座の様子