お知らせ

令和5年度 第6回奈良市国際交流出前講座を開催しました

■開催日:12月6

■開催場所:若草中学校

■参加者:1年生71

奈良総合ビジネス専門学校のガンタウィンチョウさんとピョー ティハさんがミャンマーについて、イスラム エムディ リファドゥルさんがバングラデシュについて中学1年生に向けて紹介してくれました。

ミャンマー講座では、14もの地域に区分されている国内地図を示しながら、各地域に様々な民族が暮らす多民族国家であり民族ごとの衣装の特色が紹介されました。国民の大半は仏教徒であり、ミャンマーの街を特色立てる美しいパゴダが数多く立ち並ぶ光景に生徒は大変に引き付けられたようです。生徒の関心が最も高まったのはタウンジーという気球を打ち上げる伝統行事の紹介でした。気球から火花がまき散らされるダイナミックなお祭りの光景に「すごそう!」と声が上がっていました。何と言っても難しいのがミャンマーの言語で、複雑な文字の形に衝撃を受けたようでした。ミャンマー語の挨拶のレクチャーもあり、難しい発音を一生懸命真似しようとする生徒に留学生も熱心に応え、盛り上がりました。

ミャンマー

ミャンマーの場所を説明する様子

 

バングラデシュ講座では、首都ダッカの高層ビルがひしめき合う街の風景や世界一の長さを誇る美しいビーチ「コックスバザール」の様子などを写真と映像で紹介してもらい、生徒はバングラデシュの印象を新たにした様子でした。茶畑が広がる様子の紹介に、生徒から「奈良と似ている」との声があがりつつも、お茶が七つの色層に分かれた「七色茶」が飲まれていることに驚きをもって受け止められていました。お互いにお茶が盛んな地域とはいえ、異なるお茶の飲まれ方があると知り、興味深かったようでした。興味深い光景や文化が沢山あるバングラデシュをいつか訪れてみたいと生徒は口々に感想を述べていました。

バングラデシュ

バングラ語挨拶の練習風景

ミャンマー講座を担当してくださったガンタウィンチョウさんとピョー ティハさん、バングラデシュ講座を担当してくださったイスラム エムディ リファドゥルさん、そして若草中学校1年生の生徒の皆さん、ありがとうございました。