■開催場所:三笠中学校
■参加者:英語部1~3年生11人
奈良女子大学のショルツ・カロリンさんが、ドイツの文化や学校についての紹介とドイツ料理の調理実習の授業をしてくれました。
【講座】
「ドイツの周りにはいくつの国が接していますか?」という難易度の高めなクイズから講義が始まりました。ドイツは森や山といった自然が豊かで、古城や城跡が街々に残るなど歴史も豊かな国であることが写真とともに紹介されました。ハイキングやキャンピングカー旅行を趣味としている人が多いということで、車で4時間かけてパリに旅行するなど国外へ車で旅行できることにうらやましいという反応もありました。幾種類ものビールやソーセージやパンといった特徴的な食文化は、一日の食生活に取り入れられており、特に家族と一緒に食べるクリスマスの食事が大事にされているという紹介の中で数日分のクッキーを何種類も焼く慣習を生徒はとても興味深く聞いていました。ドイツの学校制度についても詳しい説明があり、将来の進路を決めるタイミングが小学4年生で訪れることが生徒の皆さんに衝撃的に受け止められたようでした。
【調理実習】
ドイツの家庭料理としてポピュラーなポテトパンケーキとアップルソースを一緒に作りました。カロリンさんによる丁寧な教えのもと、生徒の皆さんで協力しながら、比較的短時間で料理を作ることができました。出来上がったホクホクのポテトパンケーキにアップルソースをかけたり、砂糖をまぶしたりして美味しくいただきました。初めて作るドイツ料理は生徒の皆さんにとってとても新鮮な体験となり、ドイツへの親近感と理解が深まったようでした。
ドイツ講座を担当してくださったショルツ・カロリンさん、三笠中学校英語部の生徒の皆さん、ありがとうございました。