お知らせ

令和4年度 第9回奈良市国際交流出前講座を開催しました

■開催日:12月16日

■開催場所:若草中学校

■参加者:1年生・2年生 179人

奈良大学総合社会学科3回生のイェーオ・ハンヤンさんが、「マレーシア」という国の紹介と日本の印象を語ってくれました。

 

まず、航路図を見ながらマレーシアの位置を確認すると、マレーシアはヨーロッパとアジアの中間にあり、二つの地域を結ぶ重要な位置にあることがわかりました。そのようなマレーシアには、マレー系、中国系、インド系など、多様な民族の人々が暮らしていて、宗教も食文化も様々だそうです。ハンヤンさんが日本の食文化で一番驚いたのは卵かけご飯です。生の卵を食べているということは、言い換えれば、日本が非常に衛生的だということになります。今では食べますが、最初は怖くて食べられなかったそうです。

また、日本の環境に対する意識の高さにも感心したといいます。日本ではゴミの分別回収が進んでいますが、マレーシアでは分別回収がなかなかうまく進まないそうです。最後に、日本に来て、外から自国を見ると、今まで見えなかったものが見えてきて、改めてその重要さを感じたと語っていました。

ハンヤンの講座終了後には、2人の生徒代表によるお礼のあいさつがあり、「日本に住んでいると分からない外国からの意見を聞くことができて良かった」、「マレーシアについて知る貴重な機会になった」という感想を語ってくれました。

講座を担当してくださったイェーオ・ハンヤンさん、そして若草中学校の生徒の皆さん、ありがとうございました。