お知らせ

令和4年度 第6回奈良市国際交流出前講座を開催しました

■開催日:11月9日

■開催場所:春日中学校

■参加者:1年生153人

————————————————————————————————————————————————————–

奈良総合ビジネス専門学校のリファドゥルさんが、バングラデシュの歴史・食文化などについて紹介してくれました。

[歴史]
デザイン的に日本の国旗に似ているバングラシュの国旗ですが、意味合いが全く異なっています。中央の赤丸は独立の過程で流れた血、背景の緑色は緑豊かな国土を表しているとのことでした。もともとバングラデシュとインドとパキスタンは一つの国であり、近代に二度の独立を経て今に至っているとのことでした。地図と首都ダッカの映像を用いて分かりやすくも深いお話でした。

[食文化]
毎日辛いカレーが食べられている一方で、牛乳から作られるラスマライや日本とは全然異なるというヨーグルトなどスイーツが豊富であり、中でも生徒の関心高かったのは七色茶でした。沢山のバングラデシュならではの食べ物に皆さん興味津々の様子でした。

料理について説明するリファドゥルさん


奈良総合ビジネス専門学校のトゥーさんが、ベトナムの学校・食文化などについて紹介してくれました。

[学校]
広大で綺麗な学校の写真とともにベトナムの学校の特色について説明してくれました。小学校は5年間、中学校は4年間、高校は3年間という12年制という違いがあり、特に小中高ともに毎週月曜日の朝にグラウンドで1時間かけて行われる朝礼があることについて、生徒の皆さんから「えー」っと驚きの声があがりました。どの学校にも制服があり、高校になると女子生徒は月水金曜日にアオザイを着るという決まりがあるとのことでした。色々な色のアオザイがあり、特に赤色は幸運の色とされ、結婚式やお正月に着られるということです。女性が着る伝統服という印象が強いアオザイですが、男性も着るということを聞いて皆さんびっくりしていました。

[食文化]
ベトナムを代表するファストフードのバインミー。作り方を映像で見て、食欲をそそられた生徒から「食べたい」という感想が漏れていました。美味しそうな見た目に加え、50円という安さにも衝撃の声があがっていました。地域によっても味が全然違うことなど、ぜひ現地で味わってみたい気持ちに皆さんなったようでした。

ベトナム語を教えるトゥさん

————————————————————————————————————————————————————–

日常の挨拶から建国の歴史の深い話まで、途中にクイズを交えつつ楽しくバングラデシュについて幅広く紹介してくれたリファドゥルさん。映像を使ってベトナムの各地域の美しい街並み紹介などベトナムの魅力をたっぷり紹介してくれたトゥーさん。熱心に話を聞き、活発に質問もしてくれた春日中学校1年生の生徒の皆さん。ありがとうございました。