お知らせ

令和4年度 第11回奈良市国際交流出前講座を開催しました

■開催日:1月31日

■開催場所:京西中学校

■参加者:1年生 156人

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奈良総合ビジネス専門学校のイスラム エムデイ リファドゥルさんが「バングラデシュ」の文化を紹介してくれました。

リファドゥルさんは、バングラデシュの首都「ダッカ」の景色を映像で見せてくれました。多くの高層ビルが立ち並ぶ様子に生徒たちからは「東京みたい!」という声があがりました。バングラデシュは、面積が小さい割に人口が多いため、多くの人々が暮らせるよう高いビルがたくさん建っているそうです。

また、バングラデシュは海も山もある自然の美しいところでもあるということも教えてくれました。「コックスバザール」というビーチは、世界一長いビーチで全長約155キロメートルにも及びます。長くて美しいビーチの映像を見た生徒たちからは歓声があがりました。

食文化の紹介でも、とても興味深いお話が聴けました。バングラデシュの人たちは辛いものが大好きだそうです。リファドゥルさんご自身も辛いものが大好きで、日本の辛いものを食べてみたそうですが、日本の辛いものは甘いと感じるほどだったそうです。

最後に、バングラデシュの結婚式について紹介してくれました。バングラデシュの結婚式に参加する人数は、通常でも、なんと1,000人以上になると教えてくれました。5,000人規模の結婚式が開かれることもあるそうです。生徒たちからは大きな驚きの声があがりました。

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奈良総合ビジネス専門学校のチュー タンダー トゥンさんが、「ミャンマー」の生活、文化、名所等について紹介してくださいました。

ミャンマーでは仏教徒が国民のほとんどを占め、また8つの民族があること、民族によって言語も異なることをチューさんが説明すると、生徒たちは不思議そうに聞いていました。年中行事については、ミャンマーでは4月がお正月にあたり、「去年起きた悪い出来事を流す」という意味で水を掛け合う「水掛け祭り」が行われるそうで、ミャンマーの4月の気温は35度くらいあるから水をかぶっても全く寒くないとチューさんは説明していました。

また、ミャンマー語を使って話す場面では生徒もいっしょに「マホップ(日本語で「いいえ」という意味)」「ホッケ(日本語で「はい」という意味)」と声に出していました。

チューさんは「日本ではどうですか?」と生徒に問いかけ、ミャンマーの文化と日本の文化との違いを生徒に比べてもらいながら、ミャンマーのことを時間いっぱい教えてくださいました。

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講座を担当してくださったイスラム エムデイ リファドゥルさん、チュー タンダー トゥンさん、そして京西中学校の生徒の皆さん、ありがとうございました。