お知らせ

令和5年度 第3回奈良市国際交流出前講座を開催しました

■開催日:831()

■開催場所:済美南小学校

■参加者:3年生42

奈良女子大学大学院生のヤソミン・ファロハナさんが、済美南小学校の3年生児童に向けて、『バングラデシュの生活・食文化』について紹介してくれました。

講座は世界地図を用いながらバングラデシュがどこにあるのかというお話から始りました。バングラデシュから日本の関西に来るには、タイのバンコクで飛行機を乗り継いで、14時間もかかるそうです。

次に歴史と国旗についての説明がありました。バングラデシュの旗は日本の旗と同じデザインで、色が違っています。赤色は昇る太陽を、緑色は森林を意味しているそうです。

そして児童の皆さんの関心がもっとも高かったのは、バングラデシュの食文化についてでした。「果物の王様マンゴーは種類が豊富で、バナナは年中収穫されます。青いバナナは野菜として食べ、黄色いバナナは果物として食べます。スパイスは料理にもお菓子にも使われます。」といった説明とともにバングラデシュ料理の写真を見せられると、児童たちは「おいしそう!」を連発しました。

児童たちからもっとも大きな歓声が上がったのは、楽しそうな新年のお祭りの写真を見た時でした。バングラデシュのお正月は、日本と違って414日だそうですが、たくさんの人が集まって新年をお祝いする様子は万国共通のようです。初めて聞くバングラデシュのお話やカラフルな写真に児童たちは興味津々でした。

バングラデシュ講座を担当してくださったヤソミン・ファロハナさん、済美南小学校の児童の皆さん、ありがとうございました。